12/21 環境保全型林業体験ツアー開催!

12/21(土)に2回目の環境保全型林業体験ツアーを実施しました。

山の環境を守りながら持続可能な森づくりをしていくという、環境保全型林業という手法で森の手入れをしている私たちWoodWayでは、毎年、一緒に学んでいける仲間を探そうと3年前から体験会を続けています。

今回は前回に引き続き、「八重谷」と呼ばれているヒノキの森を参加者の皆さんに歩いて林業体験をしていただきました。

上の画像は間伐で伐採した木材を置いておく場所「土場」です。最近は鹿が多く出現し、木材の根元にキズをつけてしまうため、キズの部分はカットして、上部のみを伐り出しています。

レベル3を受講している研修生が伐倒する様子を見学してもらいました。伐倒する様子も板についてきました。迫力ある伐倒シーンは見応えがあります。

伐倒した木を指定の長さに伐って、林内作業車で土場まで運びます。一連の作業がスムーズに行われます。

ちょっとだけ動かしてもらいました。緊張していますが楽しい体験です。

体験会のメイン。バックホウの操作体験です。参加者の皆さんは、初めて動かす重機に目をキラキラさせて取り組んでおられました。

現在の林業の多くが皆伐によるはげ山化を進めている中で、間伐しかやらない環境保全型林業は、本当に少数派です。スマート林業と呼ばれる大きくて高価な高性能林業機械も使いません。というか必要ありませんしね。

環境保全型林業は、実際にやってみると案外小回りが利いて、斜面での下草刈りなど危険な作業とは無縁な上、災害にも強く、しっかりとした道や健康的な森が確実にできる合理的なやり方です。

それに何よりも、山で楽しみながら林業技術を学ぶことができる最も進んだ林業研修とインターンシップ制度は全国でもWoodWayだけ。小さな団体ですが、環境保全とコスパ能力では日本一林業の未来を走っています。

そんなわけで、来年も引き続き環境保全型林業WoodWayは頑張って参りますので、よろしくお願いいたします!

参加者の皆さんと。

来年2月から始まるWoodWayのレベルアップ研修の内容はこちら

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